ゴミ収集車!

 今朝は、月一回の布団乾燥の日。駐車場にトラックが停まり、作業をしていた。

「こうだいくんのだ!」「あ!はーちゃんのもあるね」と、トラックの中から、ホカホカになった布団が出てくる様子を見守っていた子どもたち。ちょうど、はなぐみの布団の乾燥が終わり、トラックから出てきたところだった。

 はなぐみ保育室の窓からは、駐車場や車道がよく見える。園内一の特等席で、車の観察をしている子が多い。

 「アルファードだ!」「〇〇ちゃんが来た!」等と、観察する子からいろいろな情報が入るのだが、突然、窓際が騒がしくなった。なんだろうと近づいていくと、布団乾燥を終えたトラックが、バックで駐車場から出ていくところだった。何やら心配そうに見つめる子どもの姿に、なんだろうと思っていると、「早く、乗って!」と言いながら心配そうに見つめている。

 どうやら、誘導しているお兄さんが、トラックに乗り遅れてしまうのではないかと心配しているのだ。運転手さんは、手を振ってくれているが、手を振り返すよりもお兄さんのことが気になる子どもたち。車道に出たトラックの助手席にお兄さんが乗り込むと、安心した表情で「バイバーイ!」と手を大きく振っていた。

 うずまき公園とパンダ公園に散歩に出かけた。

 パンダ公園に向かった子どもたちは、「だんごむしいる!」「あ!ありがにひひ(2匹)いる!」等と、目にするものを言葉にして、友だちや保育者に伝えながら進んでいく。今までになく、子ども同士の会話が多く聞こえていたように感じた。

 見晴らし橋では、「ピカピカしていないから、来ないね」と、確認しながらも、電車が来ないかと線路を見下ろし、立ち止まっている子どもたち。

 目的地まで行かなくてもいいなと思い、「今日は、パンダ公園にいくんだよね?公園で遊ぶ時間が少なくなってもいいなら、もう少しここにいる?」と問いかけてみた。「電車見たい!」という声が返ってくるかと思ったが、「パンダ公園に行こう!」という声が。自分たちが選んだ公園に行って遊ぶ気持ちが、満々であったのだ。その一声で、また公園へと歩き始めた。

 「早く、パンダ公園であそびたいね!」と言う子どもの声を聞きながら、あっという間に到着!それぞれが、好きな遊具や場所で遊び始めた。

 しばらくすると、「あ!ゴミ収集車!」という声が。少し離れた所にいる収集車の一部が見えていた。「よく見つけたね!」と感心し、少し遠くから観察。そのうちに収集を終えて走り去っていった。

 遊んでいると、公園のすぐ横に、またゴミ収集車が!「あ!ゴミ収集車!」という一人の声に、みんな遊びをやめて一斉に走り出し、遊具の上へ。それぞれがよく見える場所を探し、ゴミが収集される様子をじっと見つめる。中には、滑り台の降り口に座ってみているうちに、シューっと滑り出してしまい。慌ててまた戻る姿も。みんなの真剣な表情に、こんなに夢中にさせるゴミ収集車の存在って、本当に凄いなと改めて感じる保育者だった。

 動き出す収集車に向かい、「バイバーイ!」と手を振ると、また遊び出したのだが、「ゴミ収集車!」と叫んだハールちゃん。視線の先を見ると、今見送った収集車が、細長い公園の反対側にいるではないか!大興奮の子どもたちは、また大急ぎで収集車の方へと駆け寄り、間近で見守る。

 「またいたね」と嬉しそうに見つめる子どもたちだったが、「一周回ってこっちに来たんだね」と絢斗くん。「一周回って」という言葉を知っていたことに驚く保育者だった。

 夕方、乗り物の絵本を見ていた絢斗くんに、「今日、パンダ公園でゴミ収集車にバイバイしたのに、反対側にまた来たじゃない?収集車が一周回ってこっちにきたって言ってたけど、どうしてそう思ったの?」と聞いてみた。すると、「だってさ、道が続いていたからわかったんだよ」。そう考えた理由までしっかりと説明できたことに、また感心したのだった。

 布団乾燥のトラックやゴミ収集車…働く車の魅力は絶大だ。

 

 うずまき公園グループは、ひたすら、ダンゴムシとチョウチョを追いかけ、体をたくさん動かして遊んだ。

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