継続

 今日も、朝の会を終えるとヘビ(アナコンダ)のお化け屋敷作りに取り組んだ。「保育者に言われたから」では意味がないと思うから、クラス全員の参加を前提とはしていない。もちろん、興味を持てるようにあの手この手と工夫は凝らしているのだが、最近は、最初に半分以上の子が、他の遊びが一段落つくと、残りの子が後から加わってくることも多くなってきた。

 面白いもので、やればやるほど作品もどんどんと精錬されていく。

 アナコンダを赤い画用紙で作っていた明希くんと美晴ちゃん。頭の形を確認するためにプリントしてもらった画像を見ていた。

 美晴「コニ。茶色みたいな画用紙が欲しいんだけど。」

 保育者「いいけど、なんで?」

 明希「だって、アナコンダ赤じゃなかったんだもん。」

 そして二人は、色の違いだけでなく、ヘビの皮膚が鱗のよう(いわゆるヘビ皮)に見えることに気付くと、それを一枚一枚貼っていく。

 分からないことがあると図鑑やパソコンで調べたがり、新しいことが分かるとすぐに作品に反映させ、友だちに自慢気に話している。そうやって、知識も増えていく。

やっとできた

 直也くんに「ちょっときて」と呼ばれ付いていくと、そこにはカプラで作った船が。

 直也「やっとできたんだよ。」

 あおぞらの男の子たちが、先週の金曜日に、これと全く同じものを作っていたことを思い出した。

 保育者「これ、金曜日にみんなで作ってたよね。」

 直也「うん。だからやっとできたんだよ。」

 保育者「やっと?」

 直也「一人でやりたかったの。やっとできた!」

 思い返してみると、あの時は他の子がリーダーシップを取っていたので、直也くんは思うように関われなかったのかもしれない。それを今日は、その形を思い出しながら、思う存分、製作に没頭できたのだ。

 「もっとこうしたい」という思いを心に秘め、時間を越えて、ちゃんとそれを実現していくこだわりと熱意に、成長を感じた保育者だった。

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