オニカサゴ

 今日も雨。毎年、桜が咲き、そろそろ花見を…と思っていると必ず雨が降り、桜を散らすように感じる。心を天に読まれている?

 しろぐみでは、子ども同士の関係が深まって欲しいと、簡単なゲームをして遊んだ。クラスとしてスタートしてまだ2回目。実際に保育者が入らなくても遊ぶようになるのは、まだ先だろうと思っていたのだが、集まりが終わってしばらくすると、一つのおもちゃを囲んで話しながら遊ぶ4人の姿があった。

 クラスが一緒にならなければ、絶対に一緒に遊ぶことにはなかったであろう4人。クラスが同じになったことで、話しかけやすくなったのか、相手を意識するようになったのか、とにかく、新しい関係が芽吹きつつあることは間違いないようだ。こういった関係が広がっていくのが異年齢保育のいいところだと私は思う。

 しろぐみの男の子が、親と別れる寂しさを紛らわせるためにプニプニした「オニカサゴ」の人形を持ってきていた。

 保育者は「今は持ってていいから、後でカバンに仕舞っておいでよ。」と声を掛け、その場を離れたのだが、戻ってくると、オニカサゴは活造りになっていた。「なんだこれは!面白い!!!!」と思ったのだが、そもそも園の物ではないので、再び「カバンに戻しておいで」と声を掛けたが、「だめだよ。せっかくきれいにしたのに。」とツマ?しそ?のズレを直していた。

 子どもにも「きれい」という感覚があり、私もそれをきれいだと感じる同じ感覚を持っていることが嬉しくなった。

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