宝探し

 今日のお当番の直也くんと実蒼ちゃんに、今日は何をしようかと尋ねてみると、直也くんはカブトムシのお絵描き、実蒼ちゃんは宝探しということだったので、今回はみんなで遊べる宝探しをすることになった。

 「宝はどうする?」という話になると、実蒼ちゃんが「私、宝物いっぱい持ってるよ!」と宝石の形に折った折り紙を持ってきてくれた。「玲音も持ってるよ!」とカバンにしまってあった四角く折った折り紙を持ってきてくれた。明希くんは「僕は折り紙で折れるよ!」と教えてくれた。

 そこで今日は、折り紙を宝物にする事になった。

 折りたい子は折り紙を取りに行き、自由に折っていく。飛行機や手裏剣や宝石などがあっという間に溜まっていく。そして、直也くんはカブトムシの絵を宝物として提供してくれた。集まった宝物は全部で27個。

 次に隠し場所を相談すると、ホールがいいとの声が上がった。朝の会のスペースと隣接しているし、他クラスもいないの好都合。

 スタートと同時に子どもたちが一斉に隠しに行くが、ホールには棚などの家具は少なく、並んでいるのは机と椅子ばかり。きっと宝は、すぐ目に入るところに置いてあるのだろうと予想していた。

 隠し終わった子が戻ってくるのを待って、いよいよ宝探しスタート!

 ホールを見回してみるも、それらしきものは目に入ってこない。みんな予想以上に隠すのが上手。すると「あっ、あったぁ!」「ここにもあったよー!」と探し当てる声も聞こえて来た。聞けば、カバン掛けの棚の下、アコーディオンカーテンの隙間、本棚の本の隙間、棚の上など、やはり目につきにくいところであった。

 結局、子どもたちが3〜4個ほどを手にする中、保育者は一つも見つけることができず、子どもたちのカンの鋭さに感心した。

 2回戦目には、全然見つけられない保育者を哀れに思ったのか、一花ちゃんや依千ちゃんが「先生、この辺にあると思うよ!」「先生にこれあげるよ。」とヒントをくれた。

 初めのうちは、あまり気のりしない様子であった子も、途中からは一緒に探し始めていた。そして最後に、「あぁ〜、楽しかったなぁ。またやりたいなぁ。」と隼くん。

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