異年齢で

 土曜保育は登園人数が少ないので、うみ、あおぞら、とりの三学年が一緒に過ごす。

 これは異年齢で遊ぶ絶好のチャンスで、普段遊ばない者同士で遊ぶチャンスでもある。少なくとも保育者はそう思っている。

 しかし、蓋を開けてみると、それはもう見事に学年で分かれて遊ぶ子どもたち。

 うみは、おままごとで3人で遊んでいる。見立て遊びができるようになり、身近な大人の真似をしながら遊ぶのが楽しい様子。

 あおぞらは、シルバニアで遊んでいる。うみたちよりは少し高度な遊びで、人形に役割を与え、その役割に合ったセリフを考えながら遊んでいる。ケンカをせずに同じハウスを一緒に使えるのは、コミュニケーションが上手くなっているからだろうか。

 とりは、それぞれ好きな遊びを選んでいる。それぞれ何をやりたいのかがはっきりしているからなのか。

 乳幼児の一年はとても大きな差だ。その中で発達段階が似ている者同士が集ま李やすいのは自然なことかもしれない。だからこそ、一緒に過ごせる枠組みとして、異年齢での生活が重要になっていくのだと思った。

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