トイレって…

 今日は2グループに分かれ、散歩に出かけた。大田切池に出かけるグループを見送り、こちらのグループも準備を始めた。

 それぞれの遊んでいる場所から一度室内に戻り、トイレを済ませ、水分補給をして玄関で靴を履く。散歩に行く前の一連の準備。慣れてきたこともあり、子どもたちにとってそれほど難しいことでもなくなってきた。

 しかし「トイレ」は別の話。難しいことはないのだが、面倒くさいものと感じている子がいる。

 確かに、遊んでいる途中や次の活動を楽しみにしていて急ぐ気持ちがあれば、なおさら、面倒なのだろうと気持ちは理解できる。また、トイレに行けば出るが漏れてしまう程でなければ、後回しにしたいところだろう。

 排泄のタイミングは一人ひとり違い、自己選択の一つ。なので、園内で過ごしている場合はそれでもいいのだが、散歩となると行きたくなった時に、すぐにトイレがあるとは限らない。なので、いつもより念入りに声を掛ける。

 「散歩に行くから、トイレに行ってねー。行きたくなっても、すぐにトイレないかもしれないよ。」それでも、「出ない。」や「大丈夫。」の返事には、それぞれの思いを尊重する。

 準備を終え玄関に集まったので、どこに行くか相談し、歩いて15〜20分ほどのバッタ公園に決定!早速出発!!探索しながら歩き始めて、5分後。

 「トイレ」との声が…

 探索しながらその子がトイレに行く間を待ち、再び歩き始めると、「おしっこ」との声が…

 バッタ公園についても遊ぶ時間が取れないと判断し、今日は目指す公園を変更し、滝の広場とうずまき公園で、探索を楽しんだ。

 散歩の前の「絶対にトイレに行ってね。」という言葉を、半ば強引に実行させていれば、途中で慌てて連れて行くことも、目的地を変更する必要もなく、本当に手間なしなことだと思う。しかし、それでは意味がない。

 せっかくの楽しい散歩を、中断しなくてはならないことも経験して、本当にほしいものを手に入れるためには、負わねばならないこともあることに気づいていくことも、育つことだと感じるので、トイレの自己選択も尊重するのだ。いつかは、「トイレは面倒くさい」から「トイレに行っておかないと面倒くさい」に変わることを信じて。

 散歩に出発してすぐに「トイレ」と言った子には、そっと「やっぱりトイレに行ってから、お散歩にくればよかったね。」と声をかけた。

 散歩の後、暑かったので今日は特別!と、いつものお茶に氷を入れた。

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