挑戦に夢中

 「今年2度目の真夏日か!」「熱中症対策を!」との報道がされていた今朝。保育室から見える向かいの小学校のプールでは、水泳の授業が始まっていて、それを羨ましそうに子どもたちと眺めていた。

 少しでも涼しさを感じられるよう、アトリエ前に色水遊びを設定することにした。「今日は園庭で色水遊びしようか!ジュース作ろうよ!」と伝えると、「レモンジュース!」「ピンク!」「紫がいい!」と声が上がった。

 色水遊びが始まると、あっという間に集まってきた子どもたち。はなぐみに加えにじぐみ、かぜグループの子どもたちも続々とやってくる。「いつもの園庭」に「いつもでない遊び」が設定されているということが、子どもたちにとってどれだけ魅力的なのかを改めて感じた。

 絵の具の入った皿にペットボトルで水を入れ、それを泡立て器で混ぜる。絵の具の入ったペットボトルに水を汲み、キャップをして振る。ペットボトルで作った色水をカップに入れ、スプーンで混ぜる。何度も色水遊びを経験している子どもたちは、上手に道具を使いこなし、あっという間に思い思いの色を完成させた。

 中には、ペットボトルからペットボトルに色水を移し替えるという高度な挑戦をする子どもも。テーブルに置いたペットボトルを押さえて貰い、両手でペットボトルを掴んで慎重に注いでいく。その表情は真剣そのものだった。

 進級直後は、カップからカップへと移し替えることを楽しんでいた子どもたちが、だんだんと皿やカップからペットボトルへと、そしてついに、ペットボトルからペットボトルへと移し替えることさえも楽しめるようになったのだ。

 以前も書いたが、「少し難しい」「簡単には出来ない」「頑張ってやっと出来る」そんな遊びが楽しいのだろう。きっと、挑戦している時のドキドキや成功した時の達成感が、子どもたちを夢中にさせるのだと思う。

 そして、その「少し難しい」ことは、子どもたちの成長と共に更新されていく。子どもたちが次はどんなことに挑戦するのか、期待に胸が膨らむ。

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