「はいはいはい!六月!」

 今日の朝の会でのこと。子どもたちに日付を尋ねると、自信満々に玲音くんが手を挙げた。

 玲音「はいはいはい!六月!」

 保育者「おお。すごじゃない。正解。」

 玲音「玲音ね。すぐ分かった。だって、答えようと思ってあそこ(シール貼り用のカレンダー)で見てきたんだもん。あそこが六だと六月なんだよ。」

 しろぐみの朝の会の内容は、その日の活動内容などによって毎日異なるのであるが、必ず決まってやることもある。それがその日の日付の確認。これは、ホワイトボードに日付や数字、文字を書くことで、そうしたものに親しんでもらいたいと続けている。

 最初の頃は、日付を答えられる子は少なく、玲音くんも勢いよく手を上げては間違えて、少しばつが悪そうにしていたのを思い出す。おそらく、ずっと興味を持ちながら、考えて続けていたのかもしれない。そしてついに、毎日目にするカレンダーの数字と、毎回小西が問いかける日付というものが、同じものだと気づき、朝の会で発表しようと張り切っていたのだった。

 正解して照れる玲音くんを見ながら、興味があることなら、自然と何かを発見していくものなのだなとあらためて感じていた。

絶対食べないからね

 今日の朝の会では給食の佐藤先生が「絶対食べないからね」という絵本を読んでくれた。この絵本は、嫌いなものが多い妹と、苦手なものをなんとか食べさせようとする兄のやり取りを描いていて、兄の努力の結果、妹は少しづつ食べられるようになるというお話。

 声一つ出さずに見入る子どもたち。読み終わると、彩瑛ちゃんが「私も食べられるかな」ととても小さい声で呟いた。「絶対食べないからね」という妹を、自分に重ねあわせていたのかもしれない。

 苦手なものはあるけど、心のどこかで「食べられるようになりたい」という彩瑛ちゃん思いから、思わず溢れた一言だったのではないだろうか。きっと子どもは誰しも、自らより良く生きようとする存在。その背中をそっと押せる保育者でありたいと思った。

 先日のヘビの長さを再現しようと紙をつなげてみた。やりたいと手を挙げたのは依千ちゃん、彩瑛ちゃん、光義くんの三人。紙を置く係、テープを貼る係と自然に役割分担をし、10mの紙ができた。

 次はここに、ヘビを描くことに…なるのか?

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