1キロを狙え!

 昨日、結衣ちゃんらとりの女の子と、秤を使って遊んでいた時のこと。「100キロにしよう」「これってもう20キロじゃない?」と話しながら、手近な物を台の上に載せていた。

 これを聞いて、重さの見当というものがついていないと感じたので、「ねぇ。自分の体重って何キロかわかる?」と尋ねてみると、「え。わかんない。」との返事。先日の発育測定を思い出してもらったが、そこまでは気にしていなかったようだ。

 そこで、子どもたちの平均的な体重を教える。
 「16キロ。秤は20キロまでしか測れない」ということを伝えると、「じゃ、16を目指そう!」と言って、色々なものを積み上げていくと、16キロのメモリに到達!!

 これが結衣ちゃんたちの体重と一緒なんだということが実感できるようにと、秤に載せていた物をテーブルの上に並べる。「すごい!」と言って、それを眺めていた子どもたちだった。

 朝の会では、梅ジュースの重さも毎日計測している。その時に、先ほど結衣ちゃんたちと体重と同じ重さを計ってみたという話をした。子どもたちも「え〜! 16キロ!!」と驚いていた。

 今日はみんなで「1キロ」はどれくらいなのかを予想し、それをもりの部屋から探して持ってくることにした。

 それぞれが迷いながら選んできたものを、 秤に載せていく。ほとんどの子が1キロに満たない中、海翔くんは2キロを超えていた。自分たちが思っていた以上に、メモリが動かなかったので、「あれ??」という表情の子どもたち。

 2回目の挑戦では、ちゃんと1回目よりも重いものを選んでくる子が多く、また、ひとつではなく、2〜3個の物を持ってくる。

 知咲ちゃんが「これだ!」と自信満々で持ってきたものは絵本。「だって、ここに1って書いてかるから!」とのこと。いろいろな情報を頼りに予想しようとしている。

 そしていざ計測してみると、海翔くん、奏音くん、結希人くん、弥生ちゃんの4人が1キロに!!周りの子どもたちが「すごい!」と声を上げると、本人たちも「え!!」と驚いていた。

 その後も秤を置いておくと、いろいろなものを載せては、「おっ、増えたよ!」と、嬉しそうな子どもたち。とにかく、物を積み重ねると、その度に秤の針が動いていくことが楽しい様子。

 この秤は最大20キロ。少しばかり、物を載せても針はあまり動かない。ならば、軽い物でも、もっと針が大きく動く秤の方が良いのかもしれないが、積み重ねていくことも楽しむなら、今ぐらいの秤で良いのだろうか。

 秤を使う機会が増えれば、もっと使い方も分かってくるだろう。ここから、重さに対してのどこまで関心が広がるのかを見守っていきたい。

 

 

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