鶏レバーの焼き鳥風
こども園の給食メニューに、鶏レバーを使用したメニューがいくつかある。子どもの成長にはたくさんの栄養が必要で、特に意識して摂っていきたい栄養素の一つに「鉄分」がある。
鉄分は血液の材料になる栄養素で、赤血球に含まれるヘモグロビンとして酸素や栄養を全身に届ける役割がある。全身の筋肉や脳、免疫細胞などに酸素や栄養を届けることで、運動機能や集中力の維持、免疫力などをサポートする。
そして、身体が成長するにつれて血液の循環量が多くなると、鉄分の必要量も増えるため、成長期の子どもに特に不足しやすい栄養素。鉄分が多く含まれる食べ物として、レバー、カツオ、あさり、ほうれん草、小松菜がある。
「鶏レバーの焼き鳥風」
- 鶏レバー 300g
- 長葱 1本
- 正油 大さじ2
- みりん 小さじ2
- 酒 小さじ1
- 生姜汁 少々
- レバーは柔らかいレバー部分とハツ部分に分け、ハツは半分に切り中についている油を取り除く。レバーをボウルに入れ、塩ひとつまと水をたっぷり入れて15〜20分血抜きをする。(レバーの周りに付いている血が綺麗に落ちる)
- 血抜きをしたレバーは塩、汚れをしっかりと洗い落とし水を切る。
- ボウルにレバー・調味料を入れて15分程置いたら、フライパンに油をひきレバー、葱を入れてしっかりと火が通るまで焼く。
下処理など手間が少しかかる食材ですが、しっかりと下処理をすることで、臭みなく食べることができるもの。ぜひ、このレシピをきっかけにお家でも「レバーデビュー」してみてはいかがか。