手を繋いで

 今日は防災訓練があった。今回は、毎月の訓練とは異なり、園庭から、さらに第2避難場所である内裏谷戸公園まで避難する。内裏谷戸公園までは、園の駐車場や横断歩道を渡らなければならない。

 普段の散歩時は少人数に分かれ、出来る限り個々の関心事や歩行のペースを優先している。けれど、命の危険が迫る避難時は、そういうわけにはいかない。ぎりぎりの状態も想定して、今日の避難時は、子ども同士で2人組になり、手を繋いで歩くことを提案した。

 散歩では手を繋がないことが多いので、戸惑うかなと少し心配したが、『こども園が焼けて、逃げなければ危ない』『集まって移動する方が安全』と伝えると、それを理解してくれたようだった。

 普段の生活で、自分の思いが受けとめられていれば、集団生活の中で何かしらの制限が生じた際にも、きっとそれを受け入れることが出来るのだろう。

 今はコロナ禍で、園では電車やバスに乗って出掛けるという機会はないが、子どもたちが園外に出た際には、地域社会のルールを少し意識できる年齢になっていることも感じた。

 訓練を終え、園庭に戻ってからは、旺來くんの提案で水鉄砲を出した。それから、先日、色水から作った氷も加えた。

 その時に使った絵の具が、少し特殊なゆび絵の具であったからか、細かな絵の具の粒子が溶け出していた。
 普通の絵の具と何か違いがあるのだろうか。それもまた、子どもたちと味わってみたい。

前の記事

防災訓練の後で

次の記事

暗い部屋に集まると