この後どうする?

 今日は10時から園庭に出る予定であったのだが、朝からとても暑く、猛暑になるとの予報もあったのだが、ともあれ、まずは子どもたちに、室内と園庭のどちらで遊びたいのかを尋ねてみると、半数に割れた。

 そして、それぞれの場所で遊びを続けながら、

 理桜子「だって〜お部屋がいいんだもん。」

 玲音「夕方外に行けないかもしれなから外で遊びたい〜。」

 それぞれに理由はありそうだったので、一旦、遊びの手を止めて、はらっぱの部屋に集合して顔を突き合わせることにした。

 もう一度、手を上げて意志を確認すると、室内組の数が3人に減っていた。多数決で決めるのは簡単だが、みんなが納得できた方がと思い、話し合ってみることにした。

 玲音くんに先ほど言葉にしていた思いをもう一度伝えてもらった。

 玲音「だって、夕方は外に行って遊べないかも知れないけど、今なら園庭に行けるもん。」

 その説得力のある理由に感心しながら、室内組の思いも確認してみた。

 保育者「どうしてお部屋がいいの?」

 柚紀「お外暑いんだもん・・」

 保育者「そうだよね、今日はとっても暑いから、園庭なら、必ず水を使って遊ぼうと思ってるよ。」

 理桜子「だってお部屋は楽しくて好きだから。」

 芽音「だってシルバニアのお家で遊びたいんだもん。」

 そこで、先ほどの玲音くんの考えを改めて伝えてみると、

 保育者「夕方はお部屋で過ごすから、そこで、ゆっくりシルバニアで遊べると思うよ。」

 芽音「う〜ん・・でもシルバニアで遊びたいなぁ。う〜ん・・・・やっぱ園庭で遊ぶ!!」

 理桜子「理桜子ちゃんも園庭で遊ぶ!!」

 この次に、室内組の思いを、改めて園庭組に伝えようと思っていたが、あっさりと切り替えたことに驚いた。やはり、玲音くんの『室内は夕方でも遊べる』という言葉に説得力があったのかもしれない。

 そうと決まれば片付けだ!!と、LaQやジスターやおままごとコーナーなどの片付けに勤しむ子どもたち。細々と散らばっていた玩具があっという間にキレイになっていった。やはり、思いが一つにまとまると意欲も湧くものだ。

 そこへ臼井先生が出勤してくると、鬼気迫る表情で、「大変だよ!外で遊ぶのは危険だって気象庁が言ってるよ!」と、パソコンを開きながら『危険』と赤く表示された文字を見せた。

 しかし、すでに園庭に出る気満々の子どもたちには、次のことを伝えてみた。

  • 帽子は必ず被ること。
  • 水鉄砲やタライで水遊びをすること。
  • アトリエ前の日影で遊ぶこと。
  • 短時間で室内に戻ること。

 真剣に話す臼井先生の話を聞くと、その後園庭に飛び出していった。水遊びが始まると、水鉄砲を掛け合う大きな笑い声が聞こえてきた。そして、あっという間に全身をぐしょ濡れにしていた。

 愛真ちゃんや理桜子ちゃんは水鉄砲で壁や木を濡らし、色が変わっていく様子を楽しんでいたが、やはり暑さに耐えきれず、早々と室内へ戻る子も。

 そして予定通り、みんなで早めに室内へ戻って、それぞれの遊びを楽しんだ。

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