私たちのアート

 今日の造形活動では、ダンボールやティッシュペーパーの箱、色々な形の画用紙や様々な素材に、絵の具を使って描いていった。画材も筆だけでなく、ローラーやたんぽ、大きな刷毛、正方形のプラスチックなどを用意され、子どもたちは興味のあるものを手に取って、思い思いに描画を楽しんだ。

 絵の具の扱い方にも随分と慣れ、「もう、すっかり自分たちでできるようになったね。もうみんな、絵の具はバッチリだ!」と、こいち先生からも太鼓判をもらえるくらいになった。

 こいち先生がダンボールから自由に切り出す一片の形を、「これは、恐竜だ。」「これはキリンだ。」と見立て、夢中になって塗っていく様子を見て、子どもの発想の豊かさに驚かされた。「先生、これ何に見える?」と問われ、「えーっと、何に見えるかな…。うーん。」と、すぐに反応できない自分がもどかしい。

 そんな中、興味はあるけれど「どうしたら」と、なかなかきっかけが掴めない子や、あともう少しで、本当の面白さに触れられるのに、「もうやめるー!」と言う子。こいち先生は、そんな子どもたちにすかさず、「ちょっとお手伝いしてくれる?」「おー、いいね!ここをもう少し塗ると、さらに綺麗になるぞ。よし、こいっちゃんが、一緒にやってあげよう。」と、うまく子どもたちに言葉を掛け、面白さを伝えている。「おー、面白いな。」「あはは、これはメガネだな。」と、こいち先生も一緒に笑いながら、活動を面白がっていた。

 「楽しかった」「面白かった」「自分にもできた」そんな経験に繋がるのであれば、側にいる大人の力をどんどん借りて欲しい。そんなこいち先生の話に感銘を受けた。

 型抜きをした後のダンボールの模様も美しく、子どもたちも興味を持っている様子。すると、こいち先生から、「みんなで足の裏に色を塗って、色をつけちゃおう。どんな感じになるかなー。」と提案が。すると見事に、綺麗な模様が浮かび上がった。

 一花「また、一つアートが増えたね!」

 アートの美しさに、子どもたちも心を揺らしていた。

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