プールを仕まうには

 今日は、登園しているみんなでプール遊びをした。

 シャワーで体を洗いたいと、ハールちゃんがやってきた。どうやって洗うのだろうと見守っていると、足元や体に当ててシャワーの水圧を感じて、それを味わっているようだった。

 保育者「(シャワーの水を)バケツとかカップに入れてみる?」

 ハール「ピンクのバケツがいい」

 ピンクの取っ手のついたバケツを渡すと、早速そこへシャワーの水を入れ始めた。水が溜まるとそれを保育者の足にかけ、「冷たい?」と問いかけてくる。自分が感じている感覚を、きっと相手もそうに違いないと推察できる育ちに感心。

 そんな様子に気が付いたファルくんが、ボトルを持ってやってきた。そのボトルにハールちゃんが上手に水を入れてあげると、ハールちゃんを真似てか、その水を保育者の足にかける。そして、にわかに立ち上がってどこかへと向かうと、ジョウロに水を入れ戻ってきたファルくん。そして再びボトルにその水を入れ始める。上手に入れると、できた!と笑顔で教えてくれた。どうやら、シャワーでボトルに水を入れるところも、自分だけでやってみたかったようだ。

 そこへ侑依ちゃんがやってくると、ハールちゃんは体に水をかけてあげたり、持っていたバケツに水を入れてあげたりと、ほら気持ちいいでしょ?と言わんばかりに、年下の子たちのお世話。これが今日のような異年齢の保育の醍醐味。

 遊びの最後は、景護くんと政尋くんと一緒にビニールプールの片付けをした。

 まだたくさんの水が入ったまま、プールをひっくり返そうとする景護くん。持ち上がらず困っていると、なんとファルくんがバケツで水を汲み出し始めた。すると早速それを真似る景護くん。

 するとさらに別のビニールプールでは、プールの縁を足で押しつぶして、水を流し出す政尋くんの姿が。

 保育者「政尋くん、いい方法だね!」

 政尋くん「面白いのー!」

 こんなうまい方法を、どこかで見たことがあったのか、水が流れていく様子を、興味深げに眺めていた。

 その様子に気が付いた景護くんも、早速、縁を踏んでみることに。そこから水が流れだす様子を、不思議に感じるのか、真剣な面持ちでじっと見つめていた。

 水が減ってくると、ようやくビニールプールをひっくり返す事ができた。やりきった!というような満足げな笑顔に保育者も嬉しくなった。

前の記事

3歳おめでとう!

次の記事

自分で!