虫探し

 今日は、とても涼しく過ごしやすい一日。園庭に出ると、すぐに虫探しを始める。4・5歳児は虫取り網を持って、蝉を追いかけたりトンボを追いかけたりと、園庭を所狭しと走り回っている。

 3歳児はというと「ダンゴムシ探そう」と、ケースを持って園庭を探し回っている。「先生も一緒に探そうよ。」と誘われたので、たまたまそばにいた4歳児に「ダンゴムシ探したいんだって。どの辺にいるか知ってる?」と声を掛けてみた。すると、「知ってるよ。こっちこっち。」と一緒に探し始めてくれたので、保育者はあえて後を追わず、見守っているようにする。

 4・5歳児の遊びのスキルが、こうやって3歳児の子どもたちへと受け継がれていく。年下は知識と技術を、年上は有能感を手に入れる。

 そして、憧れやいたわりといった、関わりの心地よさ感じる日々を送っていきたいと改めて思った。

 虫探しの中で、死んでる蝉をアリが運ぼうとしているところに遭遇した。「死んじゃってるね」「アリが食べようとしているんだ」「美味しいもんね」「アリの巣の中に運ぼうとしているんだね」など、子ども同士で言葉を交わしている。

 「こんなところにも変な虫がいたよ」と、トマトに止まっている小さな虫を見つけたことを教えてくれる。

 さらには、「先生、ほら!虫だよ」と言われて地面を見みると、なんとそこには、まるでその影を写し取ったような虫取り網の跡!!こんなに綺麗な「跡」を見たのは初めてだ。

 蝉を捕まえた侑くん。いつものように、虫かごに入れるのかと思っていると、そのまま逃がしていた。トカゲは必ず手元に置こうとするのにと思いながら尋ねてみると、「だって、蝉はすぐに死んじゃうから」とのことだった。

 子どもの中でも、いろいろな思いが駆け巡っている。蝉の寿命についての経験「知」にも関心するが、生きている虫の方と一緒にいたいと言うのは、それは、かたわらに命を感じていたいということなのではないだろうか。

 散歩に行きたい子どもたちはバッタ公園へ。散歩なんていつ以来だろう。涼しい時間を逃さずに夏を乗り越えていきたい。

 そして、公園から帰ってきた子どもが「先生、バッタ公園にバッタがいっぱいいたよ!」と教えてくれた。ここでも、虫がヒーローだ。

前の記事

今日は猛暑もひと休みNew!!

次の記事

テラスで探索New!!