折り紙

 最近、机上遊びをする子が少ないように感じていたので、シール貼りの台紙を新調するなど新しい環境を準備していた。

 今週は、一緒に「折り紙」を楽しみたいと計画をしていた保育者は、「何作ろうかな〜。」と呟きながら、折り紙を折り始めた。

 すると、その様子を見て「〇〇もやる!」とやってきた子がいたので、「何色がいい?」と尋ねると、「水色!」とのこと。水色と思われる少しずつ色味の異なる4色並べて見せると、「ん〜…。」としばらく悩んでから「これ!」と選ぶと、「何作ろうかな。」と呟いていた。

 「何作ろうか。」「どうしようね。」と一緒に悩んでいると、「三角、できるよ!」と折り紙を三角に折り、保育者に見せる。

 その様子を見た子どもたちが、テーブルに集まってきて、「やるー!」「青ちょうだい!」「ピンク〜!」と好きな色の折り紙を選んで座る。そして、それぞれが何を作ろうかと真剣な表情で動きを止め、折り紙とにらめっこ。時折、友だちや保育者の手元を見て、その動きを確認していた。

 一人が折り紙を半分に折ると、それを真似て半分に折る子がいた。保育者が折り紙を真ん中に合わせて折ると、それを見ながら真似る。友だちや保育者の手元を見て、同じように再現できることに驚かされる。

 最近折り紙をしていなかったので気が付かなかったが、数ヶ月前よりずっと指先を器用に使えるようになっていた。

 午睡前、途中まで折った折り紙を保育者の元へ持ってきて、「これどうする?またやる?」と尋ねる子がいた。「起きたらまた一緒に折り紙する?」と返すと、「する。」と言って保育者に折り紙を預け、布団に向かった。

 保育者の働きかけ次第で、子どもたちの興味関心に火が灯ることを感じる。ちょっとしたきっかけ作りこそが大事。

 子どもたちが、「やりたい!」と思った時にすぐに一緒に楽しめるよう、簡単な作品をピックアップし、その作り方を、イラストや写真でわかりやすくまとめておくことにしよう。

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