ほけんだより8月(2)

 8月後半に入り、当園の新型コロナウイルス感染症の当発生は、少し落ち着いた印象です。しかし、依然として発熱や体調不良の報告は複数件あり、RSウイルス感染症の罹患や疑い診断の報告、夏風邪の報告がある状況です。

 家庭内で風邪が感染ってしまうように、集団生活においても、感染症が発生してしまうと、それが一気に広まってしまう事があります。獲得免疫をまだ十分に持たない乳児クラスの子どもたちは、次々にいろいろな感染症に罹患してしまい、「また…」という保護者の悩みに繋がってしまう事があります。

 風邪程度の症状で完治すれば問題ないとは思うのですが、中には重症化してしまう事もあるため、やはり感染症が広がるという事は怖い事ですね。『罹らない、広げない』を目標に、園とご家庭の感染対策と早めの対応で、子どもたちが無理なく、毎日を楽しく過ごせる環境を整えられるよう、今後もご協力をお願いいたします。

RSウイルス感染症

 RSウイルス感染症とは、RSウイルスの感染による呼吸器の感染症です。

 何度も感染と発病を繰り返し、生後1歳までに半数以上が、2歳までにほとんどのお子さんが感染するとされていますが、新型コロナウイルス対策で社会的活動が抑制されていたため、感染せず免疫を獲得していない乳幼児もいるのではないかと言われており、今年も警戒されています。

 特効薬などはなく、基本的には対処療法で治療します。「飛沫感染」や「接触感染」で広がります。

 RSウイルスの潜伏期間は2~8(多くの場合4~6)日間とされ、「発熱」「鼻汁」「咳」など軽い風邪のような症状が出ます。通常は数日から1週間くらいかけて徐々によくなります。多くは軽症で済みますが、咳がひどくなる、「ゼーゼー、ヒューヒュー」という喘鳴を伴った呼吸困難が出るなどの症状が出現した場合は、細気管支炎、肺炎へと進展することがあり注意が必要です。

 早産児や生後24ヶ月以下で心臓や肺に基礎疾患がある、神経・筋疾患や免疫不全の基礎疾患を有する感染者の場合、重症化するリスクが高まります。重篤な合併症として注意すべきものには、無呼吸発作、急性脳症等があります。

夏に多い感染症

7月のほけんだよりをご参照ください。

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