遊びの中で

 今日は水遊びに加え、にじぐみ保育室で好きな遊びを見つけながら、自分の興味のある遊びにじっくりと取り組むこともできた。

 その一つは棒通し。
 ドーナツ型の積み木を棒に通していくという遊びだが、積み木の穴は、棒の太さにピッタリとなっているため、力任せに通すことは難しく、指先や手首を少しずつ動かして丁寧に位置を合わせることがポイントのようだ。
 凛久くんは、運動コーナーで走ったり風船遊びをしたりと、ダイナミックに遊んでいたが、それが一転、棒通しを始めると動きが小さく、ゆっくりになり、視線の先に意識を集中していることがわかった。最初は、とにかく棒に積み木を通すことに夢中だったが、積み木が収納してあったカゴの底に、その玩具の写真を見つけると、「バラバラだったね!」と一言。すると今度は、その写真ように、積み木を入れ替えながら色を揃ていったのだった。

 棚の上にあるワイヤーに通った積み木を移動させて遊ぶ玩具でも、玉をうまく押さえながら、次の球を動かす必要があるため、ここでも指先を使う。そして、どこを押さえ、どこに腕を通すのかなどを考える必要もあるので、さらに集中力が必要とされるように感じた。

 そして、お絵描き。
 クレヨンを握る力によって、筆圧も変わる。にじぐみ子は、筆圧がまだ弱く、クレヨンの線は薄いが、はなぐみの子になると、くっきりと濃い。すると、“♪どんな色が好き…”を歌いながら、色探しの遊びをすると、にじぐみの子がクレヨンを指差すのに対し、はなぐみの子は、紙に描いてある線から色を探して指を差しているという姿も、なかなか興味深い。

 日常の遊びの場面に注目をしても、そのあらゆる場面で、指先を様々に使っていることをあらためて感じた。そして、それが着脱や食事(食具の握りや箸)などの生活面に活かされたり、その動きに応じて、遊びの幅も広がっていることを感じた。

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