夏の終わり

 プール遊びも終わりに近づいている。予定では今週いっぱいだが、天候次第によって、あと何回入れるのだろうか。

 プールの支度をしている子どもたちを見守りながら、プールが始まった頃のことを思い出す。水着の着替えに手間取り、保育者の手助けを求めていた子どもたちは、今では自分で支度を進めている。

 その反対にプールが終わって後も、スルスルと水着を脱ぐとバスタオルに包み、手際よくバッグにしまう。そして、プールバッグを玄関に片付けると、お茶を飲んで好きな遊びへと向かっていく。プール遊びのある夏の生活は、自立への道を大きく後押しをしてくれたようだ。

 プール遊び自体でも、子どもたちの成長は著しい。あちこちから「見てて。」と言って、きるようになったことを披露してくれる。今は、この大きなプールに戸惑う姿はない。

 フラフープの輪の中に、バシャーンと飛び込む子、顔を水につける子、プールの中で体を横に回転したり、ビート板に体を預けて浮遊感を味わったり、ビート板の上でバランスを取る子、いつも自分達がやってもらっているように、保育者を引っ張ろうとする子などなど、それぞれに好きなことを楽しんだり、試したり、水の心地よさを感じていた。

 体全体で感じる水は、園庭での水遊びとは違う楽しさがある。そしてプール遊びを通して、「こんなことができた!」「私もできる!」と、自信をつけた夏になったのではないかと思う。

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