頼もしきリーダーたち

 今日は、先週とりの子どもたちとダンボールハウスについて話し合った内容を、あおぞらの子どもたちにも伝えた。それぞれの担当を決めると、早速作業に取り掛かった。

 洗濯機担当は、清水 誠くんと髙瀬 誠君。ドラム式洗濯機で、扉もリアルに開閉できるものが作りたいと、作り方を相談している。扉の部分を丸く切り抜く作業では、ダンボールカッターを使っていた。

 清水 誠「切れると危ないから、遠くを抑えるんだよ。使わない時は(刃の部分を)しまってね。」

 実際にお手本をやって見せながら、髙瀬 誠君にダンボールカッターの使い方を伝えていた。

 トイレ担当は、泰地君、言葉ちゃん、理桜子ちゃん。担当が決まった時から張り切っていた泰地君は、今日のためにおうちから使えそうなダンボールを持ってきてくれたのだ。「本当に座れるようにして、座るところにダンボールカッターで、穴開けたらいいんじゃないかなって思ってたんだ。」と、製作イメージも考えてきてくれた。

  言葉「蓋もちゃんと閉まるように作ったらいいかも。私ピンクで作ろうかな。」

  泰地「中にお水も入ってた方がいいんじゃないかな。スズランテープとかで作ろうよ!」

  言葉「それいいね!そうしよう!」

 友だちと一緒に作業を進めていくうちに、だんだんと形になってくると、さらにイメージが広がっていったようだった。

 食べ物担当は、紗英ちゃん、菜美栄ちゃん、玲音ちゃん。製作が得意な3人は、新聞紙やカラーテープ、モールなど様々な素材を使いながら、リアリティ豊かな食材を作り上げていた。

 冷蔵庫担当は楷人君。持ち前の発想力と創造力で、ぐんぐん作業を進めていく。同じ担当の椛衣ちゃんに「こっちは緑の画用紙を貼るから、椛衣ちゃんはオレンジの画用紙を貼って!」といった具合に、それぞれの担当チームのリーダーとして、目配りをしながら作業を進めるとりの子どもたちの育ちを、頼もしく思う保育者だった。

 ダンボールカッターを巧みに使いこなすとりの子どもたちの姿を見て、刺激を受けた孝太君。「こうちゃんも使えるようになりたい。」と、ひたすらにダンボールを切り進めていた。だんだんと使い慣れてくると、少し小さいものも切り出せるようになり、最後にはフォトフレームを作り上げていた。

 こうやって技術は受け継がれていくのだった。

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