全部楽しかった

 7月に見送られた「せいびまつり」を本日開催。この日をとても楽しみにしていた子どもたちに、「先生、もうすぐせいびまつりなんだよね?」と何度も声を掛けられていた。当日になっても「いつ始まるの?」「何時までやるの?」と期待感でいっぱいの様子。

 お祭りのコーナーは全部で7つ。

 ひかりのやかた

 あおぐみで作ったキャンドル。それを灯した部屋の中を進んでいく。じっとキャンドルの光を見つめると、思わず顔を寄せ、そこから立ち昇る匂いを嗅ごうと息を吸い込んでいる。すると、次に吐いた息でその火が消えてしまうという微笑ましい光景も。

 にじいろせんすいかん

 海の壁面を背景に、子どもたちと作った潜水艦を置き、そこで魚釣りも楽しめる空間が作られた。

 潜水艦が満員になってしまった時に、ある子が「じゃあ泳ごう!」と潜水艦の周りを泳ぎ始めた姿は、みんなが周囲に広がる海のイメージを共有できていることを感じた瞬間だった。その言葉をきっかけに、以前も遊んだ手作りの浮き輪も登場し、さらに臨場感が増していった。

 うみぐみの子どもたちも潜望鏡を使って海の壁面を覗き、その世界を楽しんでいた。

 和太鼓

 和太鼓への興味はそれぞれであったが、盆踊りのBGMを流して保育者が踊り始めると、それを真似ながら踊りの輪が広がっていく。いつの間にか太鼓を囲むような陣形は、さながら盆踊り会場のようだった。

 わなげ

 立てかけたボードのペットボトルに輪を投げて引っ掛ける。場所によって得点が違うことをわかっている年長児は、真剣な表情で難易度の高い100点を狙う。「先生!こんな面白いのよく考えたね〜!」「すっごく面白かった!本当に面白い!」と言った声は本当に嬉しかった。

 ぽんぽんかき氷

 かき氷をかたどった台紙に、たんぽで色をつけていく。模様の異なる台紙の中から、気に入った一枚を選ぶのも楽しそうだった。たんぽで浮き上がる模様に、子どもたちは「きれい!」と声を上げていた。

おばけボーリング

 妖怪やおばけのイラストが貼られたペットボトルのピンを倒す。年齢によって力の差がはっきりと出る。力が強く投げる年長児は、やはり圧倒的。その一方、年下のうみぐみの子は本数にはこだわらず、ピンが倒れた(おばけを倒せた)ことで満足げ。しかし、どうしても全部を倒したいと意気込む子は、ボールに勢いを付けようと、足で蹴ることを思いついたようだ。

 化石探し

 箱の中に並んだ石の中から、本物の化石を探し出す。みんなアンモナイトはすぐに分かったようだ。化石に詳しい男の子たちを中心に、クイズを楽しんでいた。

 ヨーヨー釣り

 お祭りといえばヨーヨー。それが目に入った瞬間、早くやりたくてしょうがないという様子。釣り上げる道具は「こより」か「おたま」を選択。とにかく手に入れたい一心で、簡単な「おたま」を選ぶ子が多かったのは少し意外であった。

 ある子は「久しぶりのヨーヨーだ!」と、感慨深げに思いを語っていた。

 みんなに、どれが楽しかったかと聞くと…「全部楽しかった!」。

 誕生会

 おまつりごっこの後は誕生会。

 かぜグループの誕生児は、インタビューに少し緊張気味。それでも、奮起して答える姿に成長を感じる。

 うみぐみの誕生会では、最近、興味を持ち始めた数字にまつわるペープサートを興味深げに鑑賞していた。

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