失敗は成功のもと

 今日も今日とて、ダンボールハウス。それぞれが自分のやりたい作業を見つけ、取り組んでいく。

 今日は、今や毎日の生活では欠かせないテレビを作ることに。子どもたちから、本物のように画面が切り替わるように作りたいという提案を受け、紙芝居の舞台のような仕組みで作ることにした。

 テレビのフレーム部分を作ってくれたのは理桜子ちゃんと髙瀬 誠君。理桜子ちゃんは、前回使い方を覚えたダンボールカッターを使って、切り取り部分からズレないように慎重に画面部分を切り抜いていく。

 髙瀬 誠君はフレーム部分をテープで補強。以前は保育者がテープを切って渡していたものだが、今や手伝わずとも、慣れた手つきで貼っていく。回を重ねるごとに、とりだけでなくあおぞらの子どもたちも、だんだんと道具や素材の使い方が上達しているようだ。

 テレビ画面の部分は、子どもたちが好きな絵を画用紙に描いて作ることにした。

 玲音「んー…。なんだか上手く描けない。ちょっと間違えちゃったし…。もうできないよ…。」

 紗英「玲音ちゃん、大丈夫。間違えちゃってもいいんだよ。”失敗は成功のもと”なんだよ。またやり直せばいいじゃん!」

 紗英ちゃんに励まされると、気を取り直してもう一度新しい画用紙に描き始める玲音ちゃん。以前は、どちらかというと失敗して気落ちするのは紗英ちゃんの方だったので、その言葉に少し驚きながらも、大きな成長を感じた。そして、子ども同士で励まし合い、支え合う姿にも感心したのだった。

 ”失敗は成功のもと”、まさしくその通りだと思う。失敗を恐れずに、色々なことに挑戦していってほしいなと改めて感じた保育者だった。

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