ついに決定!

 外の日が近づいている。今日こそは、どのゲームをするのかを決めたいと考えていた。子どもたちにも、昨日の朝の会で、今まで楽しんできたゲームを振り返りながら、何をしたいのかを考えておいて欲しいと伝えていた。

 「ひっくり返しゲーム」「ボールカップイン」「お買い物ゲーム」「信号ゲーム」「ダルマさんがころんだ」「パラバルーン」「ドンじゃんけん」が候補に上がっていて、一番人気は「パラバルーン」だった。なのでこれは、昨日の時点で採用決定済み。

 しかし、他のゲームがなかなか決まらず、「俺は〇〇がいい」「私は〇〇がやりたい」「〇〇にしようよ」となかなかまとまらなかったので、とにかく、1日ゆっくり考えてみようということにしたのだ。

 そして今日。ホワイトボードに書かれたゲームの名称を見ながら、初めのうちはそれぞれの思いを口にしていたのだが、何となくひとつのゲームの話題に傾き始めているように感じた。そこですかさず、みんなの意思を挙手で問うと、みんなが手を挙げたのが「信号ゲーム」。

 ついに、あおぐみの外の日のプログラムは「信号ゲーム」と「パラバルーン 」に決定した。

 そして「急に運動したら、体がどうなるだろう…」と問い掛けると、「準備体操が必要だ」という話になる。

 すると、「家で準備体操してくればいい」という、なるほどと思える意見も出る。しかし「え〜、家でしてる時間はないよ。」という声が上がり、みんなで揃ってということになった。

 そして、またここで問題が。この準備体操の手本を演じるのは誰かというだ。保育者が?と問い掛けると、「それでいいよ」という子もいたが、先生と一緒にやってくれると助かることや、みんながお家の人と一緒に前に出てもいいことも伝える。

 すると、芽音ちゃんが手を挙げ、「私やってもいいよ」とのこと。それを見た、雪ちゃん、颯太くんも手を挙げる。これでまず代表者が決定。実は、保護者の方も一緒に前にやっていただきたいと思っている。

 次に、どんな運動から始めるのかという問題に。

 子ども「あ。膝じゃない?」
 保育者「屈伸ね」
 と言って「1、2、3…」という掛け声と共に膝を曲げると、子どもたちも何となく体を動かし始める。

 「次は?」「足を伸ばすんじゃない?」「そしたら、次はもっと深くだよね」「あと、首!」と、次から次へと必要な動きが上がるのは、実はこの夏のプール前の準備運動の成果!まさか、こんなところでその経験が生きるとは!

 しかしまだ問題はある。信号ゲームのルールの説明をどうするかだ。「私はもうお母さんに話してあるから大丈夫」「説明してない」「わからない」という子どもたち。やはり、ルールの説明は必要だということになると、帆夏ちゃんと知咲ちゃんが手を挙げる。

 この2人とルールの内容を確認しながら、保育者がメモを取っていると、

 帆夏ちゃん「なんて言うか忘れちゃうかも。」

 保育者「これをマジックで綺麗に書いて、読めるように渡そうと思ってたんだよ。」

 帆夏ちゃん「そうなの?自分で書いてもいいの?」

 保育者 「いいよ。」

 帆夏ちゃん「じゃ、書こう!」

 知咲ちゃん「私も!」

 確かに、自分で書いた方がいいに決まっている。初めに二人に確認しなかったことを反省。

 確認の途中であることに気が付いた。信号ゲームの初めの鬼を、どうやって決めるのかを2人に聞いてみると、「じゃんけんかオニ決めじゃない?」とのこと。15人でジャンケン、オニ決めでは時間がかかるのではないかと案じていると、「みんなにも聞いてみようか!」という知咲ちゃん。するとみんなの意見も同じジャンケン、オニ決め。子どもたちの意見を尊重すべきか否かと悩む保育者。

 また、とりさんを中心にみんなが何かの役割をと、さらに準備運動やルールの説明役を募ってみるが、名乗りを上げる子は少なかった。それでも、意見は述べているし、アイデアは出してくれるし…いろいろな参加の形があっていい。 

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