遊びたいこと、いっぱい!

 「アリさんいたよ!」園を出発して早々に 奏介くんの嬉しそうな声が聞こえてくる。 その声を聞きつけて、数人が集まり、アリの追跡が始まった。指を巧みに使って、アリを追いかけ、とうとう捕まってしまったアリ。「つかまえたよ〜。」とみんなに見せようとすると、アリは素早く逃げてしまった。「あー」とみんなで声を揃えて残念がる様子が微笑ましい。

 慣れ親しんだ内裏谷戸公園に到着すると、それぞれ、好きな遊びへと走っていく。

 引き続きアリ探しに夢中の 奏介くんと凛久くんは、身体をかがめて公園の隅にいるであろうアリを熱心に探し、見つける度に友だちや保育者に大きな声で知らせてくれる。

 石を片手に持ち、鉄の棒や木など、様々なものを叩いては、音の違いを確かめる詩くん。ジャングルジムにスイスイと登っていく空翔くん、滑り台の踊り場へ登り、砂つぶやネジの様子をじっくりと観察する航大くん。

 やりたいことがはっきりと決まっていて、自分の意志で遊びを決め、取り組んでいるのだ。新しい保育者にも親しみを感じてきてくれたようで、安心して過ごしているからこそ、こんな風に自由に遊べるのだと思い、嬉しかった。

 公園を先に進むと、草の刈り取りが行われていて、刈り取った草を入れていくゴミ収集車が止まっていた。大好きなゴミ収集車だが、いつもと違う場所にあることで子どもなりに違和感を感じるようで、少し離れて遠巻きに見ている子どもたち。「もう少し、近くで見てもいいよ。」と保育者が伝えても、誰も近づこうとはしない。さっきまでの自由奔放な姿は何処へやら、保育者の近くに集まり、くっつきあって観察した。

 帰り道は、大きな柱のオブジェでかくれんぼ。保育者が「どこかな〜?」と探すと、柱に顔を隠しながらぐるぐると柱を回って移動していく子どもたち。柱の周りを追いかけっこするようにして隠れるのが楽しくなったようで、チラチラを保育者を見ながらカニ歩きして隠れる様子に笑ってしまう。楽しそうな様子を見て、正幸くんも柱にくっつきにやってきた。みんなで柱の周りをいったい何周したことだろう。キャッキャと笑いながら、かくれんぼを楽しんだ。

 興味や関心を感じることが公園には満ち溢れている。虫や植物などの自然、車や遊具など、思いのままに様々な遊びを楽しんできた。一人一人の関心事に寄り添っていける保育者でありたいと思う。

 赤グループは大田切池へ散歩に行った。池に着くまでにもタンポポを摘んだり、斜面登りをしたりと、楽しい寄り道で笑顔あふれる子どもたち。摘んだ花を見せ合い、言葉を交わし合うことを楽しんでいた。

 たっぷりと探索を楽しみ、池に到着。池の魚に挨拶していると、お友だちの靴が池に落ちるハプニングも!!無事に靴を回収することができ、一安心。帰り道も寄り道をして、楽しく帰ってきた赤グループであった。

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