色水遊びの魅力

 はなぐみになってから(厳密には移行時から)あかとあおの2グループに分かれて過ごしている子ども達。保育室や保育者が変わる等、環境の変化に少しでも早く慣れたり、落ち着いて過ごせるようにとの保育者の思いから行っている。

 今までグループ散歩に行くことが主だったが、今日は初めて全員で園庭へ。

 青空が広がり、汗ばむくらいの気候の下、園庭へと駆け降りて行った子どもたち。

 「園庭で遊ぼう」と保育室で話した時から、「色水やろう!」という声が聞こえていたためか、アトリエ前にコーナーを作り始めると、待ちきれないように道具を手にして待つ子が何人もいた。

 にじぐみの時に遊んでいたこの遊びが、子ども達にとって、とても魅力的で面白い物なのだと感じた。

 遊び方を熟知している子ども達は、保育者の準備を待たずに手にしたコップやペットボトルに水を入れに行ったり、「黄色(の絵の具を)入れて」と保育者を見上げて待つ子も。すぐにテーブルに見立てたベンチの周りには子ども達がいっぱいになり、それぞれが好きな道具を使って遊び始めた。

 ペットボトルの中で青い色水ができると、それをコップに移して泡立て器やスプーンで混ぜ、そこに違う色水を足して、また混ぜていく。

 用意した絵の具は、『赤』『青』『黄』の三原色だったが、どんどんと何色もの色水が作り出されていく様子は、保育者でも楽しい気分になってくる。子ども達もきっと同じなのだろう。そのうち「赤と青を混ぜると、紫ができるんだよ」と周りの子に伝える姿も見られた。

  遊びながら、自然に色の仕組みを理解していく子ども達。同じ色を混ぜ合わせても、ほんの少しの分量の違いで、微妙に色が違ってくるところにも面白さを感じるのかもしれない。

 「ぶどうジュースを作ったんだ!」と色から連想される果物の名前を口にする姿に、「先生は、いちごジュースにしよう!」保育者の作った色水を混ぜて、また違う色水ができていった。

 他にも、滑り台や保育者との追いかけっこ、砦、砂場…それぞれが好きな場所で遊ぶ姿が見られた。 散歩での新たな発見や探索も楽しいが、じっくりとそれぞれが好きな遊びに夢中になれる園庭で遊ぶ時間も大切にしていきたいと感じる保育者だった。

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