ブランコに休憩所

 「ブランコがあったら」という子どもたちの思いを受け、昨日、密かにブランコを設置していた。それを知っていたのはとりさんの数人だけ。そこで、朝の会にみんなに話をする。

 「知ってた!」「昨日、夕方、砦から見た!」という声もちらほら聞こえる。ということで、今日はみんなでブランコを中心に遊ぶことになった。

 「でもさ〜。あのヒューってやるみたいなのがしたいんだよね。」という声も上がる。それはきっと、あのターザンロープのようなジップラインというアトラクションだ。

 昨日、数人のとりさんと試した際に、「ウォータースライダーみたいに動く?!」と言いながら遊んでいた。ロープを張ったところにブランコを吊るしているだけなので、動くには動くのだが、「滑るように」という訳にはいかない。

 次から次へと色々なことを発想し、やってみたいという子どもたち。確かに斜面を利用したらできるかもしれないし、本当にできたら面白い。子どもたちと一緒に考えていけたらと思う。

 「やっぱりおもしろ〜い!」とブランコの人気は上々。スラックラインや滑り台も繰り返し遊んでいる。

 すると、「やっぱり休憩できる場所が必要だ」と言いながら、マットを敷いたり、ビールケースを設置し始める。何を作ったのかと思っていたら、「ここは寝るところだよ」とのこと。ビールケースは椅子になっていた。「いいね〜。気持ちいい〜」と寝転がる。

 それならもっと布団があるといいなと思い、使わない布団マットを持っていく。「いいね!ありがとう!」と自分たちの寝床を作り始めた。マットを敷き詰め、布団を敷き、今度はビールケースをベッドにする。「私もベッドがいい!」と真似すると、今度はベッドが足りなくなる。

 「2段ベッドがあればいいんだけどな」という言葉を受け、「あれ?あかぐみさんにも2段ベッドがあったよね?何で作ってたかな?」と声を掛ける。「段ボール?あ、机だ!」と気付くと2段ベッドが完成する。「あ、そこに布団敷いて!」「下にもまだ寝れるよ」と互いに声を掛け合いながら、ベッドコーナーの休憩場所が賑わっていった。

 布団のマットを取り入った時に、トランポリンを見かけた。外でトランポリンも面白いかなと、それも持って行くと「え?!ここでトランポリン!」と言いながらも笑顔の子どもたち。

 ブランコ、滑り台、スラックライン、トランポリンがあるのを見て、「なんか運動会みたいだね」と呟いていた。

 せっかくのなので、キャンドルも眺められるようなコーナーも設置する。「もう少し暗いといいのになぁ」と言いながらも、炎の揺れ、温かさ、匂いを感じていた。

 途中からしろぐみさんも誘うと「は〜い、こちらは〇〇です!」「こっちにもありますよ」と、説明をしてくれる。自分たちで作ったもの紹介するのは嬉しいようだ。

 「あ、お茶も持ってこようかな?」と「お茶が入りましたよ〜!」と、お茶屋さんも開店。招待したわけではないが、自然に接待しているような雰囲気に。役割を決めるわけでもなく、それぞれが自分の考えで、一緒に遊びを作り上げる姿に成長を感じた。

 

 

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