これは何色??

 今日は、鯉のぼりの色塗りをしてもらおうと決めていた。土台を見せると、「あ、知ってる!パークセンターのやつでしょ。」と、昨年も経験したことのあるとりの子どもたちが話を始める。1年に一度なのによく覚えているなぁと感心する。

 そして、子どもたちの言う通り、これはパークセンターに毎年依頼されている鯉のぼりなのだ。時期になると、公園に飾られる。

 4枚の土台があり、そこに好きなように色を塗っていいこと、マジックは「油性」で、手に着くと取れにくこと、キャップをきちんとして片付けて欲しいことを伝える。

 場所も自分たちで自然と座り、3〜4人のグループになった。同じテーブル同士、話し合うということは特になく、自分の思うように塗り始める。それを誰が何をいうわけでもなく、色塗りが進んでいく。

 枠からはみ出ないように綺麗に塗ろうと意識している姿が多い。杏樹ちゃんは、「始めに縁取るといい」ということを知っていた。それを聞いた帆夏ちゃんは、何も言わなかったが、同じように縁取り始めた。綺麗に塗りたいという気持ちがあるからだろうと感じた。さりげなく取り入れている様子がさすがだなと思う。

 しかし、1グループだけ、「ピンクはダメ。」「かっこいいのにする。」と言い始めた。そこから、「色」 についての話が始まる。

  「ねぇ。この色は銀だよね?」「違うよ。銀は灰色、グレーだよ。」「これは金だよ。」「黄色でしょ。」「茶色だよね?」

 この油性マジックで描くと、黄色と茶色がそれぞれ見え方、捉え方が違うようす。お互いの意見を聞きながらも、「え、でも違うよ。」と、自分の意見を通そうとする子どもたち。だからと言って、トラブルになるということはなかったが、色の感じ方がそれぞれが違うということがわかった。

 色という素材の面白さを改めて感じ、これからの遊びの中でも意識して楽しんでいけたらと思った。

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