混ざり合う色

 「絵の具やりたい!」「ハーちゃんもやる!」「じんくんもきたよ!」と集まってきた子どもたち。今日は戸外に出る前に絵の具遊びをした。

 水に溶かれた絵の具と道具を見て目を輝かせる子どもたち。早く触りたくて仕方ないという様子であった。

 保育者が「ク〜イズクイズ!これは何色だ〜?」と尋ねると、「青〜!水色〜!緑〜!」と口々に答えた。

 筆やハケ、ローラーを使って障子紙に色をつけると、淡い色がじわーっと広がった。「わあ〜!」「綺麗だね!」と言いながら夢中になって色をつける子どもたち。「次は青〜!」「これもやっていいの?」「こっちゃんは緑!」と好きな色や道具を選んで色をつけた。

 「ここ綺麗だよ!」と指差して保育者に教えたり、「こっちも塗ってみよう!」と白い部分を探して色をつけたりと、色同士が重なり合うのが綺麗、面白い、ということを子どもたちも感じていたように思う。

 途中から、手に絵の具を塗って手形をつけたり、ローラーが吸った絵の具を絞ったりと、思いついたやり方を試す子どもたち。そんな子どもたちの姿に、発想力の豊かさを感じた。

 子どもたちが色づけてくれた障子紙を使って鯉のぼりを作りたいと考えていたため、「みんなが色をつけてくれたの、お魚さんにしたいんだ!」と伝えた。

 すると、「屋根よ〜り〜た〜か〜い〜♪」と歌う声が聞こえた。「お魚さん」とは伝えたが、「鯉のぼり」とは伝えていなかったため驚いた。

 普段何気なく耳にする歌を、場面と結びつけて歌っている子どもに感心した。そして、今後も生活の中に歌を取り入れていきたいと感じた瞬間であった。

 絵の具遊びを終えてからは、子どもたちと話し合いをし、散歩へ出かけることになった。

 道中、「タンポポ咲いてたよ!」と互いに教え合ったり、「これは何ていう花?」と保育者に尋ねたりと植物に興味を示していた子どもたち。今度一緒に植物図鑑で調べてみたいと思った。

 そして、蟻を見つけてじっと見つめ、「蟻さんお家に帰るの?」と何度も話しかける、蟻好きの子どもたちであった。

 うずまき公園についてからは、バーベキューごっこを楽しんだ。一人が始めたバーベキューごっこであったが、保育者が「あっちでバーベキューやっているらしいよ!」と伝えることで、子どもたちがその遊びに興味を持ち、イメージを共有しながら遊ぶ姿が見られた。

 その後、山を登り滝の広場に出て遊んだ。タンポポの綿毛を吹いたり、水路を歩いたりと好きな場所で好きな遊びを楽しんだ子どもたちであった。

前の記事

何するの?

次の記事

気になる