関わりたい

 昨日の冷たい雨とは打って変わり、今日は五月晴れ。園庭の鯉のぼりも心地よさそうに泳いでいるように見えた。その様子を見て、さて今日は子どもたちと、どのようにしてワクワクする時間を過ごそうかと、思わず青空に向かっても微笑んでしまう。

 たくさん雨が降った翌日は園庭の滑り台の下に、雨水が溜まってしまう。水溜りという可愛いレベルではなく、じゃぶじゃぶ池並みだ。入ってみることも遊びの一つだが、そこまでの気温でもなく…。園長がその水を汲み取ろうと水汲み道具をワゴンに乗せ登場した。全園児の視線がそちらに集中した。視聴率100%だ。何が始まるのか。そのワゴンは自分達も乗れるのかと、その高揚感が隠せない様子。誰に頼まれた訳でもなく、ワゴンの駐車や道具を下ろす作業を手伝う幼児。

 同じく園長がワゴンと登場する姿を、瞬きするのを忘れるくらい見つめていた正幸くん。幼児に混ざって一緒に道具を下ろしてみたり、下ろした道具を、こうやって使うのでは?と触れてみたりと、一員になって試行錯誤していた。

 ワゴンの車輪がどのようになっているのかを探る姿も、真剣そのものだった。子どもの日常はどれをとっても遊びになる。何かに興味を持ち、それに触れ、その中で人との関わりも生まれる。

 保育者の日々の営みのあり方も、子どもの充実した毎日へとつながっているように感じた。

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