やっぱり専門家

 とり、あおぞらが、造形活動や朝夕の時間に、絵の具で楽しむ姿を目にすることが増えて、興味を持った数名の子が、近くでじっとみていたり、一緒に表現遊びに関わろうとする姿が増えてきた。

 クレヨンやペン、色鉛筆とは違い、色が混ざりあって変化しやすい絵の具はやはり子どもたちにとって、興味を引くものなのだろうと感じる。以前に絵の具や色水遊びをしたときにも、多くの子が興味を持って楽しんでいたので、今日は色水、泡遊びコーナーをアトリエ前に作ってみた。

 保育者がハンドソープを持って園庭に向かうと、「何するのー?」と集まってきた。子どもたちの観察力は本当にすごい。

 「色と泡を使って遊ぼうと思って!」と言いながら、作業台を準備をしていると、「やるやる〜。」「私も〜!」と、ビールケースやソフト積み木を持ってきて、座る椅子を準備し始めた。

 今までは、水や泡を入れた容器を持って、保育者のことろに「赤を入れて。」と、もらい来る形をとることが多かったが、こいち先生が作った絵の具ワゴンと同じように瓶に絵の具を入れ、自分でスプーンですくって容器に入れるという方法に変えてみた。

 初めてなので、絵の具をすくうためのスプーンを、泡の中や他の色の瓶に入れてしまったり、垂らしてしまうことも多かったが、やはり自分で絵の具を選び、すくい入れる楽しさがあったようだ。今までは「赤入れてー。」「青、青。」「私は黄色ー。」と我先にと保育者に要求していたのだが、今回は「絵の具屋さんに並んでね。」と順番を待つことはあるものの、自分の番がくると、何色にしようかと眺めて色を選ぶ姿を見て、すでにそこから遊びが始まっていると感じた。

 やはりその道の専門家はすごい。こいちさんから、環境作りを学ばせてもらっている。

 そして、遊びの専門家は子どもたち。

 色水の変化、泡に色が混ざりあっていく様子、泡の感触、手を叩いて飛び散らせたり、吹いて飛ばしてみたり。

 色や泡の性質を研究するように、「もう一回やっていい?」「一旦洗ってくる。」と、何度も試し、確認するように楽しんでいた。

前の記事

お箸New!!

次の記事

自然な姿New!!