影を作る

 今日は久しぶりのいい天気。朝から園庭で水鉄砲で遊び、服を濡らし着替えていた子どもたち。

 「先生、おはよう。びちょびちょになったから着替えてるんだ。」と話す子どもたちの笑顔。楽しんできたのだろうということが想像できる。

 朝の集まりで「今日は天気もいいし、園庭で遊ぼう!」と伝えると、「イェ〜イ!!」と喜んでいた。やっぱり外は楽しいことがたくさんあるのだろう。

 昨日の影絵遊びも引き続き、外で遊べたらいいなと思っていた。

 遊びの中で、「手も一緒に映る」「紙が薄くてペラペラになりやすい」という、子どもの声が聞こえた。そこを改善できないかと考え、ストローの持ち手と、ラミネートすればいいのでは?と考えていた。

 その話も子どもたちに伝え、テラスで影絵を作りたい時に作れるようにしてみた。

 また、ラミネートすることで、切り絵でも影が作れると思い、その材料も準備する。

  昨日のものを作る姿や、切り絵を作ってみる姿など、それぞれが作り始める。出来上がると嬉しそうに「できた!」と見せてくれる。そして、工夫したところや、ここが難しかったことなどを話してくれる。そういうやり取りが面白い。その子の考えていること、大事にしているところがわかるからだ。

 完成した影絵を持ってきて、「先生、早く影を作って遊ぼうよ。」と杏樹ちゃんと知咲ちゃん。

 保育者がモタモタしている姿を見て、「先生、じゃ、滑り台の上に集合ね!」とその場を去るふたり。

 「ごめん。遅くなった。」と声を掛けると「やっときた〜。」と言うものの、笑顔のふたり。

 杏樹ちゃん「これを使って、何かお話作ろうよ。」

 知咲ちゃん「じゃ、カメと魚と蝶が海の中を冒険するっていうのはどう?」

 保育者「いいね!」

 そうして、それぞれが影に映し出しながら動かし、台詞を言い始める。

 そこに雪ちゃんがシャボン玉をしながら登場。「あ、シャボン玉も海の中にあるアレみたいでいいよね。」と杏樹ちゃん。「アレ」とは気泡のことだろう。

 雪ちゃんは、杏樹ちゃんと知咲ちゃんが何をしているのかわかっていたようで、「そうでしょ。」と言いながら、シャボン玉をいいタイミングで出してくれる。

 雪ちゃん「ねぇ、じゃぼん玉の影はどう?」

 シャボン玉は、飛んでいく方に目がいき、影という存在に気づくことはいままでなかった。

 すると、みんなの視線はシャボン玉の影に集まる。何と、影は虹色!!みんなはそのことに気が付くと「ほんとだ!!」と何度も雪ちゃんにシャボン玉を吹いてもらい、確認していた。(写真ではわかりにくいかもしれない…。)

 知咲ちゃん「ねぇ、水の上で影って作れるのかな?」

 滑り台の下に、少し水溜りができており、そこに移動して試してみることにした。すると、影が映し出されると、「できた〜!!」と歓声が上がる。

 子どもたちの影を作り出すという遊びの中で、子どもたちの気付きや、こうしたらどうかな?というアイディアがたくさん浮かんでくる。その姿を見逃さず、また一緒に楽しんでいきたいと思った。

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