大きくなるということ

 今日はかぜグループの誕生会。その日に合わせて、うみぐみでも5月生まれのお祝いをした。

 本当は給食の前に、少しだけ早く園庭遊びを切り上げて行うつもりでいた。けれど、出勤した保育者を見つけるや否や、彩奈ちゃんから「先生!今日は1と9が付く日でしょ?!だからお誕生会でしょ?!」と、誕生会はいつ行うのかという尋問のような質問が続いた。楽しみで待ちきれないのだと感じた保育者は、園庭遊びを始める前に、会を開くことにした。

 彩奈ちゃんは、「4歳はいつ給食なの?」や「4歳はいつ片付けるの?」など、誕生日を迎えたその日から、連日『4歳』をとても意識している。
 蒼太くんは、「大きくなったら何になりたい?」という質問に、先日と同じく「ライオン!あと、仮面ライダー!!」と、揺るぎなく答えた。
 ひなたちゃんは、「私はプリンセスにもなりたいの…」と、どこか照れた様子で言った。

 大きくなるということは、未来を思い浮かべて考えられること。成長していく自分に、自ら期待感を持てることなのかもしれない。

 自分に期待感を持てている子が大きくなった時、どんな未来を作るのだろう。
 子どもたちの、『自分ってすごい!!』という肯定感が高まる毎日だと良い。そのために、子どもたちに感じた「すごい!!」は、惜しみなくどんどん伝えていきたい。

 その後の園庭遊びでは、これまで「飯澤先生が鬼ね!」と言われながら汗だくになっていた鬼ごっこの中で、「今日は先生が逃げてね!」と、追い掛けられる側での汗をかいた。

 おなじみの梅の木の下では、旺來くんが縄跳びで枝を擦りながら「この音は、蜜を食べる虫さんが嫌いな音なの!」と言って、一生懸命になっていた。

 愛真ちゃんは、戸外で見つけた花を角田先生に生けてもらい、机に飾りながら給食を食べていた。

 自分の気付きや体験を周囲の人にも大事にされながら大きくなったら、相手の立場にも立って物事を見たり考えたり出来るようになるのかもしれない。

 そういえば、裏庭に行った時、畑のいちごの実がかじられていた。

 昨日、大事そうに水をあげていた政尋くんに伝えよう。

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