バッタの捕まえ方

 明日は、楽しみにしているゼリー作りの日。朝の集まりの時に、給食の佐藤先生がゼリーに添える果物は何がいいかと相談にやってきた。

 ゼリーを作ることも楽しみだが、エプロンを付けられるということも楽しみなようで、「プリキュアのエプロンなの〜!」「僕のは…」「私のは…」と、口々に話していた。

 佐藤先生が「みんなの好きな果物は何?」と聞くと、「いちご」「ぶどう」「スイカ」「マンゴー」「バナナ」「りんご」など、様々な果物をあげていた。

 ぶどうが好きな子が多かったが、今は旬ではないので売ってないことを伝えると、みんなはそーか、じゃあ仕方ないという様子だったが、みのりちゃんが、「コストコに海ぶどう売ってたよ。」と…。

 なるほど、確かに「ぶどう」がついていると名前。そして、見た目も似ている。海ぶどうは生活の中で、頻繁に目にしたり、食したりすることもないと思うが、見聞きしたものもしっかり覚えていることに感心した。

 みんなの好きな物の中から、「いちご」「りんご」「みかん」「バナナ」の4つをトッピングして、明日のおやつに食べようと決まった。

 その後は、園庭と散歩の2グループに分かれた。

 みんなが、うみぐみの虫かごだって分かるように、海のシールを貼ったよと伝えていたからか、散歩チームは虫かごを持ってバッタ探しに行きたいとの声が上がった。「内裏谷戸公園の広場でバッタを見たことあるよ。」と伝えると、「そこに行こう!」と出発。

 公園に着き、草地を歩くと足元でピョンピョン跳ねる。

 「バッタいた!」との声が上がると、「どこどこ〜?」と子どもたちが集まる。手で覆ってみたり、帽子で蓋をしてみたりするが、隙間から逃げられなかなか捕まらず…「虫網を持ってくればよかったね。」と話していると、蒼太くんがバッタに向かってスッと手を伸ばし、片手で摘んで捕まえた。

 「すごーい!そうちゃん。すごーい!!」とみんなの賛称を受け、照れながらも「手で捕まえた!」と、とても興奮していた。

 その後は、蒼太くんを見習い、見つけるとしゃがんで狙いを定め、スッと摘んで捕まえて見ると、叶芽くん、愛真ちゃんも捕まえることができた。

 バッタは跳ぶので何かで覆いたくなるところだが、手でパッと摘む方が捕まえることができると、保育者も含めみんなで学んだ散歩となった。

 手で、バッタに触るのがちょっと怖いとか、嫌だという子は、ダンゴムシや、てんとう虫などを捕まえていた。また、虫を触るのが嫌な子もいたが、興味はあるようで虫かごを見守るようにじっと側で見ていたり、葉っぱを探してきて虫かごに入れご飯をあげていた。

 それぞれの関わり方で虫や草花に触れて楽しんだ散歩となった。

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