ジャンプでバチャン!

 勢いよくスロープを駆け下り、園庭の芝生を走っていく。水道の前にはバケツと水鉄砲が用意されていて、早速手にとってみる正幸くん。

 今日のはなぐみは正幸くん一人。保育者と一緒にバケツを持って、水を汲みに行った。バケツに水を入れると、その中に、水鉄砲を次々に入れる。少しだけ水しぶきが上がり、バケツの中は水鉄砲でいっぱいになる。ぎゅうぎゅう詰めになる様子が面白いのか、きゃっきゃと笑い声をたてながら入れていく。

 バケツの中から水鉄砲を一つ取り出し、保育者に差し出した。水を入れて水の出し方をやって見せるが、難しくてなかなかできない。何度も何度も繰り返すうちに偶然に水がピューッと出た。甲高い声を出して、驚きと喜びを表現している正幸くん。

 バケツの水が少し溢れ、足元に水たまりができた。持っていた水鉄砲を手放し、しゃがんで水たまりに両手を浸し、左右に動かしている。パシャパシャと水が横に揺れ、正幸くんにも水が跳ねる。

 立ち上がり水たまりに入って足踏みを始めた。足元で水が小さく跳ねる。「おーっ」と下を見て水の様子を確認しながら、今度は大きくジャンプし始めた。水はさらに大きく跳ね、バチャン!という音がはっきりと聞こえる。

 偶然にできた小さな水たまり。自分が触れることによって、動いたり、音がしたりすることを知り、様々な働きかけを試しているのだ。その面白さ、不思議さを存分に感じて欲しいと思った。

 地面をじっくりと観察し、アリやダンゴムシに指先で触れては「あーっ」と保育者に伝える。虫探しに夢中になり、腰をかがめて歩く姿が微笑ましい。小さなアリの巣も見つけてしまう観察力に、感心してしまう。

 他のクラスの友だちがハンモックに乗っているのを見つけると、しがみつきながら「乗せて!」とアピールをして仲間入り。気の向くままに遊び変えながら、様々な友だちや保育者と触れ合っていた。

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