こっちは熱い!

 今朝は1番早く準備が終わった子どもが絵本を選んだ。

 選ばれたのは「こかげでほっ♪」。蟻や蝶、蝉等の虫たちが、木陰でほっと一休みするという話である。馴染みのある虫が登場すると、「ありさん!」「せみさん!」と声が上がった。

 途中、「ぶらんこのくさり あっちっち」「ぞうさんすべりだいも あっちっち」というページがある。そのページが印象に残ったようで、靴下を履きながら、こんな会話を始めた。

 子ども 「今日は滑り台駄目だよ?」

 保育者 「え、駄目なの?なんでなんで?」

 子ども 「熱くなってるから!今日は暑いから、滑り台も暑いよ?」

 保育者 「滑り台熱くなっているのか…。どうしよう。」

 子ども 「確かめてみればいいんじゃない?」

 保育者 「そうか!確かめてみればいいのか!滑る前に触って確かめてみよう!」

 テラスに出るとすぐに、「滑り台熱いかな?」「触ってみる?」と滑り台に近づく子どもたち。滑り台に、指先でちょんと触れると、すぐに手を引っ込めた。

 保育者 「どうだった?熱い?」

 子ども 「熱い!でも、大丈夫かも。」

 保育者 「触れるくらいの熱さなのか!」

 子ども 「赤い滑り台も触ってみる。」

 赤い滑り台を触りに行くと、日陰になっている部分と、日に当たっている部分があった。そこを交互に触ってみる。

 子ども 「こっち(日に当たっている部分)は熱い。でもこっち(日陰になっている部分)は触れるよ。ちょっとだけ熱い!」

 保育者 「なんで違うのかな。」

 場所によって温度が違うところに気がついたところで、散歩に出発した。

 こども園を出て直ぐ、駐車場と歩道を仕切る柱を触って、「ここ熱いよ!」と1人が声を上げた。すると、「本当だ!」「ここ?」と一緒に触って確かめる。

 公園に着くと、滑り台を触って確認。「熱いよ!」とすぐに手を引っ込めて、保育者に伝えた。その後も色々な場所を触って、温度の違いを確かめていた。

 砂場で遊んでいる時、「あ!もしかしてここが木陰?」と言いながら木の下に入って見せた。

 すると、「ここはね、冷たいんだよ!」と言って、日陰になっている砂場のふちに触れた子ども。保育者がしていたように木陰に入って座り込む。「ここ涼しいね。」と声を掛けると、「うん!涼しい!」としばらく涼んでいた。

 その姿を見て、同じように木陰に入り涼む子もいた。

 今朝読んだ本の内容から、滑り台の温度に興味を持ち、それを追求していく姿には、とても感心した。

 温度の違いに加えて、日陰の部分は冷たいということに気が付き始めている。

 内裏谷戸公園では、砂場でバースデーケーキ作りをしたり、ジャングルジムにぶら下がったり、蟻を見つけたりと、好きな遊びをじっくりと楽しんだ。

 大田切池では、枝を釣り竿に見立てて魚釣りごっこをした。帰り道では、かくれんぼを楽しんだ。

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