自由の中に出来るルール

 朝の保育は、乳児・幼児が一緒になってにじぐみの部屋で過ごしているが、少し賑わって来たので、3・4・5歳児で階段を降り、もりの部屋へ移動した。
 部屋に入ると、誰かが昨日片付け忘れたプラレールに、誠くんがすぐに気が付き、教材庫にしまってくれたのだが、その教材庫の中で、トランポリンを見つけた。

 普段はテラスや広い所で遊ぶトランポリン。でも、登園児が少ない今日なら、もりの部屋でも遊べそうだ…そう思い、誠くんに「(トランポリン)やってみたい?」と尋ねると、「やりたい!」と即答。
 保育者は、5人しかいない今日なら、こんな遊び方もできるかなと、大きなビーズクッションのあるリラックスコーナーまで運んでいった。

 トランポリンには、すぐに全員が集まった。
 そして、今日はこの人数ならと、特別に細かなルールは伝えず子どもたちに任せてみたのだが、子どもたちは段々と列になり、誰に言われることもなく列を作り、一人ずつ順番にジャンプをして、クッションに飛び込んでいった。

 やはり、トランポリンの浮遊感を、じっくりと確実に味わいたいのだろう。

 保育者が決めなくても、伝えなくても、子どもたちの中には、自分たちのいつものルールが出来上がっていた。