うめジュース作り 〜重さ〜

 今日は先日収穫した梅を使って、梅ジュースを作ることにしていた。毎年作っているので、作り方が分かっているだろうと思い、子どもたちに聞いてみた。

 保育者「梅ジュースってどうやって作るの?」
 侑くん「梅と氷砂糖を入れるんだよ。」
 保育者「それだけでいいの?」
 弓乃ちゃん「お酢!」
 侑くん「後は、汁が出てきたら出来上がり。」
 奏音くん「氷砂糖が溶けるんだよね。」
 芽音ちゃん「その(氷砂糖)の袋に書いてあるよ。」

 とりの子どもたちは本当によく理解していると感心する。袋に作り方が書いてあるということで、何がどれくらい必要なのかを確認する。そこで必要になったのが「秤」である。

 芽音ちゃんが、給食室から秤を借りてきてもらう間に、氷砂糖、梅、瓶の3つ中でどれが一番重いのかを、みんなで考えることにした。まずは、手で持って比べてみる。「梅、重いなぁ。」「瓶が重いよね。」など様々。

 次に秤の上に乗せて、答え合わせをしてみる。

 氷砂糖は、袋に1kgと記載してあることに気が付いた子どもは、「(針が)1のところまでだよ。」と予測していた。すると、予想通り1の目盛りぴったり。

 次は梅。これも大体1kg。

 さて、最後は瓶。みんなの予想通り一番重くて1.9kgだった。「やっぱり瓶が一番重かったね。」と見立て通りだったことに笑顔であった。

 そして、梅ジュースの材料を全て瓶に入れる。お酢の入っていたお皿の匂いを嗅ぐと「臭い」「うわっ…」という声が上がる中、「これって餃子のときの匂いする」と颯太くん。この匂いは…と記憶を辿っていった結果を教えてくれた。

 梅ジュースの瓶をひとりひとりに振って混ぜてもらう。「重い!!」「美味しくなれ!」とそれぞれの思いを込めながら振って完了。後は氷砂糖が溶けるのを待つのみ。

 最後に、瓶の重さを計る。氷砂糖、梅、瓶、お酢の重さを全て足すと、4.1kg。「これって、氷砂糖が溶けたら重さが変わるのかな?」という声が聞こえてきた。これは、確かに当然の疑問!「どうなるのか、時々測ってみようか」という話になった。

 さらに、「セロハンテープ」「ハサミの台」「用紙のケース」なども測ってみる。「ねぇ。このあたりに針が来るんじゃない?」と、針が大幅に動くことを期待している子どもたち。でも、予想を外れ、針はすぐに止まる。「あれ?これだけ??」と驚いている。

 もっと針が動いて欲しいと思っているようで、「あの大型ブロックは?」と、一番小さいケースに入ったものを測ってみる。それでも、5.5kg前後。まだまだ重いものを…と、最後は車輪付きのカゴに入った大型ブロックを計測。すると、針がグンっと動き16kg前後まで動くと「お〜!!」と歓声が上がる。「すごい!」「重いね!!」とやっと自分たちの期待通りの針の動きを見て、計測終了。

 「秤」を使ってみることで、ここまで子どもたちの興味や関心が広がるのかと思った。また、これはどうなる?と予測を立て、その答え合わせを楽しんでいる。「予想」→「試す」→「確認」を繰り返している子どもたち。その姿を見逃さず、一緒に楽しんでいきたいと思う保育者だった。

 そして、梅ジュースの重さの変化に、これから子どもたちは、何を感じていくのだろうか。

 

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